ジャニヲタ、ホストへ行く
最後の投稿が2018年の11月だからと言って担降りもヲタ卒もしていませんでした。未だにジャニヲタです。
そんなジャニヲタの私が、先日年明け早々歌舞伎町のホストクラブに遊びに行った話をしたいと思います。
ホストに行きたいと思ったきっかけは、the Raid.というビジュアル系バンドの「歌舞伎町レイニー」という楽曲を聴いたことでした。何故この歌を聴いたのかは全く覚えてない(^○^)とにかく何かの拍子に聴いて、この歌好きだなあとか軽率に思ってしまったんですね。
「歌舞伎町レイニー」って端的に言えば恐らくホストに狂った女の子の歌なんですよ。
新宿、大嫌いな街
あんたの秘密になりたかった
でもいいよ 幸せだったから
つくづくおめでたいでしょ？
この歌詞がもうめちゃくちゃ好きで！！！
ホストに狂ったことはないけど、何故かこの気持ちわかるわ～って思ってしまったんです。いやいや、私は全然手越くんにリアコじゃないし！手越くんの秘密になんかなりたくないし！！！！って感じなんですけど、でも気持ちはわかってしまいました。心のどこかにそういう夢女子みたいなのも残っているのかもしれませんね。怖～～～～
とにもかくにも、この「歌舞伎町レイニー」にハマった私は本当の意味でこの歌を理解したくなってホストクラブへ行くことにしました。
ホス狂の友だちもいますが(え)、さすがに初めてなのにホス狂と行くのは怖かったので1回だけ行ったことあるよ～っていう友だちを誘いました。ホストクラブって意外と年末年始休みのところも多いんですね初知りでした。おかげでどのクラブに行くべきなのか全くわからず、しょうがないから歌舞伎町行ってキャッチに引っ掛かろうということになりました。
ゴジラの前を通り抜けて
かの有名な I♥️歌舞伎町 看板を眺めていると
もう本当にすぐに来ます。キャッチが。
「おねえさ～ん、ホスト初回いかがですか～？」
ってみんな言うけど仮に私が初回じゃなかったらどうするの？初回料金で入れてくれるの？って思いました(笑)キャッチにはこの客が初回か初回じゃないかなんてわからないじゃないですか。まあそんなひねくれたこと考えなくてもいいんですけどね！！！
早々にキャッチに引っ掛かっても良かったんですけど、私にはもうひとつやりたいことがありました。花道通りの看板を見に行きたい！！！！！
花道通りの看板で微笑むあんたは
ここで何を得て何をなくしながら生きてるの？
ということでこれを見に行きました。見たからと言って別に何かがあるわけではありません。この人YouTubeで見たなあとかちょっと思うくらいです。無事に看板を見終えた私たちは次に声を掛けてきたキャッチのお兄さんに付いていくことにしました。
「ちなみに～タイプとかあります？かわいい系とか、俺様系とか」
「あ～手越くんですかね～(素直)」
「ｗｗｗ手越くんはいないっすね～(正直)」
歌舞伎町に手越くんはいないようでした。そのお兄さんは、手越を見たことあるとか自分の姉が手越と飲んだことあるとか、あることないこと言いながらお店まで連れていってくれて初回2000円で通してくれました。それが安いのか高いのか普通なのかはわかりませんが、正規で入ると3000円らしいのでちょっとは得だったのかもしれません。知らんけど。
そのお店自体は新しくて最近できたばっかりだったのですが、年始だからなのか系列店と合同営業をしているとのことでした。服装はみんな自由でスーツを着てる人はひとりもいないような、どちらかと言えばカジュアル系なお店だったんだと思います。他を知らないので何とも言えません。まだ早い時間だったので(とは言っても20時過ぎ)、お客さんはあんまりいませんでした。そのせいで暇そうに店内をウロウロするホストがいっぱいいて、それが逆に怖かったです。怖そうな人はひとりもいなかったんですけどね…………みんなどちらかと言えばかわいい系って感じでした。
初回っていう制度はどこのホストクラブにもあって、その店に初めて来るお客さんは1時間か90分を2000円～5000円くらいでハウスボトルと割り物飲み放題で利用できるというものらしいです。その1時間の間に色々なホストが代わる代わる付いてくれるんですよね。10分ずつくらいだったと思います。正直顔も名前も覚えてないし名刺も忘れてきてしまったようなので(最低)、誰が良かったとかは全くわかりません。ただ皆さん一貫して
「初めてなんだ～無理して飲まないでいいからね～」
「その分俺ら飲むからさ～」
と優しくしてくれたことは覚えてます。まあ私くらいひねくれてると、「いくら飲んだって値段変わらないもんね～」「むしろ飲まないでいてくれた方が得だもんね～」とかわいくないことを思っていましたが。思っただけで言わなかったのが幸いです。
大体どのホストも趣味とか職業とかなんでホストに来たのとかどんな人がタイプなのとかお酒強いのとか、まあ当たり障りない感じのお話でした。ただやっぱりナンバーが上なんだろうなってホストは話がおもしろいし声も聞き取りやすい。私が初めてなのを考慮してかこっちをあまりいじってこないし、コールもしてくるけどわかりやすくリードしてくれるしまずは自分が飲んでくれます。対して売れてなさそうなホストはまず何言ってるか聞こえない。これは致命的だなって思いました。あと何かとこっちをいじることで話題を作ろうとしてくる。それもきっとひとつのやり方なんでしょうけど、私にはハマらなかったしその時点でそれぞれの客に合った接客はできない人なんだなって。もちろん、それぞれに合わせた接客ってものすごく難しいからやっぱりそれができるホストは人気出るよなあって感じでした。
幹部とか店長とか役職のある人はやっぱりおもしろかったです(小声)
LINEを聞いてくるのはやっぱり売れてないようなホストでした。まだ初めたばっかりとかそういう子もいたけど、年いってても聞いてくる人は聞いてくる。必死な人は聞いてくるんでしょうね。それが悪いとは思わないし頑張ってて偉いなあって素直に感じました。現に今もLINEはずっと続いています。私がどんな返しをしても必ず返ってくる。たかが初回で10分弱ついただけの次来るかわからないような客にも、勤務時間関係なくLINEで営業しなきゃいけないなんてめちゃめちゃ大変じゃないですか？立派な人たちだ………とてもかわいい顔をした金髪だったと思う(はっきり覚えてない)から是非売れてほしいな………
あとはなんだろうな～最初についたホストが私たちの名前とタイプとお酒の作り方(何でわるか、どれくらいの割合か、氷は何個か)をメモで残していくことで、次のホストはそれを見るだけで済むからすぐに普通のコミュニケーションに入れるんですよね。なるほどー！普通の会社で言う引き継ぎですよね。いちいちパーソナルな話をするのは客にとっても負担だしホストにとってもその分アピール時間が減るからなるべく避けたいですもんね。はー！(感心)
とまあ、そんな風に一通り楽しんで時間になって最後に「送り指名はどなたにしますか？」って聞かれました。送り指名っていうのは、最後にお店の外までお見送りしてくれる人を1人選べるって制度らしいです。私はそのさっき書いた金髪のかわいい子に送ってもらいました。最後まで丁寧ですね！楽しかったです！！！
そこから駅までの道のりは地獄のような光景でしたけどね…夜中の歌舞伎町こっわ………
そんなこんなで私の初めてのホストクラブは終わりました。楽しかったのは事実だけど、まあライブ行った方が100倍楽しいなとは思いましたね正直(なんやねん)
私は担当と密に接したいタイプじゃないっぽいんですよね～ステージの上の担当を見ているだけでいいような気がします。ホス狂いにはならなそうで安心しました(^○^)
ちなみに後日談としてその後ひとりで指名でホストクラブに行ってみましたが、その話はまたいつかしたいと思います(しなくていい)
